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ICL(眼内コンタクトレンズ)体験記①予約〜検査

 

こんにちは!実は本日新宿近視クリニックさんでICLの予約をしてきました。

 

ICLって何?レーシックと何が違うの?

という方もいらっしゃると思いますが

簡単に言うとICLは目の中に特殊なコンタクトレンズを挿入して視力を治す技法で、レーシックは目の角膜をレーザーで削って視力を治す技法です。

これについては、他のウェブサイトでもたくさん情報があるので調べると違いが分かります。

 

ただ、実際に受けた方の情報はなかなか少なかったので今回自分の体験記を書いて見ることにしました。

 

まずICLをやろうと思ったきっかけは、元々視力が両眼とも0.01程しかなく、特に趣味の旅行やキャンプの時に煩わしい思いをするのが嫌だったからです。レーシックも考えましたが角膜を削ると元に戻らない、視力が落ちる可能性がある。ということで、最初は調べた結果ICLの方がいいかなぐらいの気持ちでした。

 

ちなみに、私は最初ICLをしようと決意して品川近視クリニックさんに伺い一日検査を受けました。ただ結果的に手術を予約をしたのは新宿近視クリニックさんでした。一応二件行ったので、その比較の話も書こうと思います。

もちろん、これは私が個人的に体験した内容なので全ての方に当てはまる事ではないと思います。その辺りをご考慮頂けると嬉しいです。

 

結論から言うと、私が新宿近視クリニックさんんで手術を予約したのは品川近視クリニックさんと比較してどこか特別良かったからと言うわけではなく、品川近視クリニックさんでICLを一度断られたからです。以下で詳しく書いていこうと思います。

 

①品川クリニック一日検査+手術コース

 

まず、品川近視クリニックさんでの話ですが

当初ICLの手術を受けようと決心して予約センターに電話したところ、一日検査+レーシックの手術を当日中に完了できるコースがあるとのことでそれを予約しました。電話は色々詳しく聞かれるので10分程度かかります。ICLもレーシックもできる体質の人とそうでない体質の人がいるとのことで一度検査が必要だと言うことでした。レーシックを予約したのはICLが適応できない場合予約をしておけばレーシックを当日受けられるからとの事でした。

 

当日検査に行くまでの間、3日間はコンタクトレンズを外さなければいけない(ハードだと日数が違う)との事で、外出するときもデートの日も眼鏡っ子でした笑

 

当日朝10時から品川近視クリニックさんに伺い3枚ぐらいの詳しい問診票を記載して待合室で10分もせずに呼ばれました。土曜だったこともありかなり混雑していて待合室には大体15人程度座っている状態でした。

 

最初は小さい小部屋に他の診察の方と座らされ、アベリーノDNA検査という検査の説明のDVDを見てから口の中を綿棒でこすってその綿棒を提出しました。ごく稀に遺伝でレーシックをすると角膜が白く濁る方がいるらしくそのテストでした。(このテストは品川近視クリニックさんでの手術を受けない場合一万円取られます。)

 

その後メガネを作るときによくやる検査機(覗き込むと気球が見えるタイプの機械)やその他4-5機種の簡単な機械を覗き込みめの状態を調べられます。

 

また、暗い部屋でまた違う検査機をいくつか覗いたり、散瞳薬(瞳孔が開く目薬)を刺した後にまた似たような機械で目を調べられます。

 

このさされる目薬、しみないんですがメガネをしていても携帯の画面が霞んでしっかりみえなくなります。また、かなり部屋の明るさを明るく感じて白い壁やライトを直接見ると目がくらみます…

5〜6時間はこの状態が続くとの事でした。

(電車で帰れるレベルではありますが運転は絶対にできません)

 

メガネを作る時と同じ手順の視力検査をし、持っているメガネの度数もメガネを渡して計測。

 

最後は、目に麻酔の目薬を打たれて(これは結構しみる)目を直接機械で触られました。(細くて小さい棒状の機械で黒目の部分をトントンされます) もちろん最初はびっくりして目を瞑ってしまいましたが、麻酔が効いて無痛なので慣れたら余裕です。

 

そこから、少し待合室で待って診断結果をもとに施術可能かどうか医師の判断をききます。

(待合室はお茶やお水が飲み放題でテレビもありました!)

 

 

やっとこさ医師の部屋に呼ばれ、まあ余裕で施術できるでしょう!!とたかをくくっていた私ですが

医師の方が一言

 

「残念ながらレーシックはこのままでは無理です」

 

と言われました。。。

 

 

 

それはそれはショックだったのですが

理由を聞くと私の角膜の形状が丸くなっておらず、少し凹んでいるからとの事でした。

 

角膜の理想の形は綺麗な球体の面のような形だそうで、これはレーザーを当てた時にその方がうまく削ることができるかららしいです。

 

それが私の場合コンタクトをし続けたせいか凹んでしまっているとのことで↓。

 

 

では、やっぱりICLをするしかないか。。

ま、まぁもともとしたかったのはICLだし。

じゃICLをしたいです!!と医師に告げました。

 

がしかし、私の角膜の中のスペースが通常の人より小さいらしくICLはそもそも出来ないと言われました。

 

とりあえず2時間目薬を打ってみて再検査しましょう。と言われました。

 

2時間のあいだに15分ごとに8回の目薬を終えて、今朝やったほとんどの機械の工程を最初からやりなおし、また医師の判断を聞くことに。

 

結果は・・・やはりできませんとの事でした。

 

角膜の形状が良くなかったようです。

その後ICLの専門の医師の方にもお話を聞きましたがこの数値だと角膜の中にICLのレンズを入れる場所が狭いためICLもできないとの事でした。

 

結局もう一週間メガネで生活して目薬を打ち続けて再検査するか、レーシックやICLを諦めてコンタクト生活を続けるかという話でした。。。(コンタクトをしない日数がふえれば形状が丸く戻るかもしれないとのこと)

 

また、私の場合角膜の分厚さが平均だと500程度のところもともと625程度ありかなり分厚い(400までレーシックで削れる)ので今の目の度数(右 -4.75 左 -5.00)だと一回レーシックを受けて視力が低下してももう一回できるぐらいあるのでレーシック向けだと。

だから形状回復まで様子を見ましょうと言われました。ICLはもともと入れる範囲が少ないのでできないとの見解は変わりませんでした。

 

ということで、これだけの検査を受けて断られ、心折れた私はとりあえず一旦品川さんではやめることにしました。

 

もしかしたら今日中にはメガネなしの生活を送れる体になれるかもと期待していた私は断られたのはかなりショックでした。

 

 

 

②新宿近視クリニック

 

そんな中ICLへの希望を捨てられなかった私は違う医院で検査をすることに決めました。その医院が新宿近視クリニックさんでした。

 

ちなみにこちらの新宿近視クリニックさんは湘南美容外科の系列だそうで新宿のガード下付近のビルに入っています。

予約センターに電話すると品川近視クリニックとほぼ同じ内容の電話(10分程度)で色々聞かれます。そして同じように3日間ソフトコンタクトレンズはしないでくださいとの事でした。

一日で検査とレーシックをできるような予約も可能なようです。ただし、手術が出来るかどうかは検査次第との事でした。

 

今回は前回のこともあり、念には念を入れて、一週間コンタクトレンズを使用せずに伺いました。

 

当日訪れてみて驚いたのは、品川近視クリニックさんに比べるとかなり規模が小さいです。まず、平日に行ったのもあると思いますが、お客さんの殆どが併設されている男性専門の脱毛のお客さんで、近視矯正の目的の方は少なかったように思います。

 

空いていたこともあり、検査はスイスイ進み、品川近視クリニックさん同様、同じ機械と内容で検査され、視力検査をし、同じように散瞳薬を打ってからの検査や目の麻酔をしてからの検査もしました。ここまでの行程はほぼ一緒でした。

 

違ったのはDNA検査がなかったことぐらいでしょうか。

あとは品川クリニックさんはレーシックをした場合角膜強靭化手術があってそれをオプションで入れると大体ICLかそれ以上の値段がかかってくるのですが、そのオプションはありませんでした。

 

品川近視クリニックさんのほうが規模が大きい分、同じ検査の機種がたくさん用意されていて、人も沢山いるので流れ作業のような感じだったのですがこちらは機械もお客も少ないのでゆっくり検査を受けられました。

 

結果もかなりすぐでて、検査自体は2時間もかかりませんでした。

 

医師には・・数値はどれも問題ないので、どの施術でも受けられる!と言われました。

 

検査結果を見せてもらうとたしかに前品川近視クリニックの検査のときに見せてもらった角膜の形の写真よりも角膜が丸くなっていて凸凹があまりないように思えました。多分一週間コンタクトなし生活のおかげと思います。

 

また、角膜の厚さですが、厚いにはかわりないのですが数値が前回とは異なっていて前回品川近視クリニックさんで言われたのは右と左が625と580程度だったのですが、今回は580と575程度と言われました。これは機械の誤差なのかコンディションなのかは不明でした。もしかしたら数字には誤差があるのかもしれません。

角膜の中のサイズも前回の数値とは違い平均程度だったようで手術は受けられますとのことでした。

 

 

まあそんなこんなで予算60万程度で見積もっていたのですが色々な割引を適用していただき、予算内に収まり、新宿近視クリニックさんで施術を受ける予約をしました!(度数が強いと値段が変わるようで私は片目だけ-5.00以上だったので少し高くなりました。)

 

実際、品川近視クリニックさんでもう一度再検査を受けても良かったのですが、できないと思っていたことができると言われてしまったことが嬉しかったのと、レンズも品川近視クリニックさんでは1ヶ月から3ヶ月取り寄せにかかる特に乱視が入っていると長くなる)と言われていたのが、乱視がなければ一週間でレンズが届きますと言われたのが決め手になりました。(個人的に3ヶ月待てるぐらいの心の余裕がなかった)

 

検査の結果乱視はほとんどなかったので10日後には手術の予約を入れることができました!

(品川近視クリニックさんは最後までICLの話をさせて頂いてないのでもしかしたら乱視レンズでない場合はどれくらいかかるかはわかりません。ただ一ヶ月以上とは言われました。)

 

 

手術日3日前からは消毒の目薬を一日4回さすようなので忘れないようにしようと思います。また、前日までコンタクトはつけていい(品川近視クリニックさんでは確かダメと言われました)と言われたのですが怖いので念のためメガネ生活継続しようと思います。

 

 

 

今回二社行ってきた経験から違いをまとめると

①品川近視クリニックの方が新宿近視クリニックよりも規模が大きい(委員の広さ、お客さんの数や機械の数、医師看護婦さんや受付の人の数が圧倒的に多い)

②品川近視クリニックの方が新宿近視クリニックよりも流れ作業的な検査(土日でも待ち時間がすごく長いわけではない)

③品川近視クリニックにはアベリーノDNA検査がある(検査をするように促されるが、もし検査を受けたのに品川で手術をしなかった場合一万円取られる)

④予約ができて検査次第では両方ともレーシックは当日中に可能

④品川近視クリニックにはレーシック手術をする場合角膜強靭化の機械がある(ただしICL並みの値段になる)

⑤品川近視クリニックにはない施術が新宿近視クリニックにはある(リレックススマイル等)

⑥両院の検査の数値に多少の違いあり(それによって施術が受けられたり受けられなかったりする)

⑦(場合にもよるが)ICLの場合乱視がなければ新宿近視クリニックの方が早くレンズを取り寄せられる。

⑧(今回受けた感じからすると)品川近視クリニックにはICL専門医がいた。新宿近視クリニックは1人の医師がレーシックもICLも行なっている。

 

 

大まかに言うとこんなところだと思います。

 

どちらがすごく良かったと言うわけではなくICL単独の値段的には品川近視クリニックの方が安いと思います。ただ、品川近視クリニックさんはDNA検査がほぼ強制?だったり色々なオプションを強めに勧められたり、目薬を購入させられたりで、ホームページに記載されている最安値よりも高くなるのではないかと思います。その点新宿近視クリニックさんはホームページに書いてある値段に消費税、検査代、目薬代等も全部含まれていて、高額な施術を勧められることもなく分かり易かったです。

 

見た感じ医院の規模が全然違ったので症例数でいうと品川近視クリニックさんの方が多いのではないかなと予測しました。

 

施術をするまではなんとも言えないのですが

、とりあえず予約から検査、カウンセリングまでの流れと医院の比較を書いてみました。一回断られて、出来るようになった流れもあるので少し怖いですが手術までドキドキです。

次回また、続きを書こうと思います。